小児歯科

4~8歳児のお母様へ

4~8歳までのお子様の歯で
お母さまに大切にしていただきたいこと

そろそろ大人の歯が生えてくる時期です。

この時、乳歯に虫歯があると、キレイに生え揃わないことがあります。
この時期は「予防」のために、歯医者へ積極的に来院されることをお勧めします。 キレイな歯は、お子様の将来にとって必ずや大切な財産となります。

ご存知ですか?歯並びが悪くなる原因ワースト5
  1. 早く乳歯が抜けてしまった時
  2. 乳歯が虫歯になってしまった時
  3. 乳歯が抜けずに残ってしまった時
  4. アゴが小さく発育した時
  5. 歯並びを悪くするクセがある時
    (指しゃぶり・ほお杖・口呼吸など)
4~8歳までの歯磨きポイント

今までと異なり、奥に大人の歯が生えてきますので、今までよりもブラシが届きにくく、また歯の噛み合せの溝は細かく狭い為に、磨きにくくなってきます。この奥歯は、上下の噛み合せの基準となります。それに合わせて他の永久歯が正しく生えるガイドとなります。
ですから、生えてきた大人の歯の溝にフッ素入りのシーラントを塗り、虫歯の予防を行うことをお勧めします。この場合、定期的に来院してシーラントが取れていないかの確認をしてください。

シーラント前 → シーラント後
【シーラント前】
 
  【シーラント後】
溝が埋まっています。

小児歯科

9~12歳児のお母様へ

9~12歳までのお子様の歯で
お母さまに大切にしていただきたいこと

この時期には全ての永久歯(親しらずを除く)が生え揃っている状態になります。

一度でも治療した歯は、やはり見た目も噛む能力も、天然の歯にはかないません。虫歯を長い間放置しておくと、口臭の原因になるほか、最悪の場合は抜くことになります。
歯は人間の能力の一つである自然治癒能力がありません。きびしい言い方をすれば、子供の虫歯は、大人の責任ともいえます。キレイな歯と歯並びは、勉強や習い事と同等の、一生涯に渡る最大の財産なのです。

とスポーツの関係

ご存知ですか?一流スポーツ選手は、歯を噛みしめる力が強いほど、ものすごいパワーを発揮します。噛みしめた時の、上下の面積が広いほど、すぐれたパワーを発揮するといわれています。それにはキレイな歯並びであることが大切になってきます。2004年全米オープンテニスチャンピオンも矯正をしていました。

お子様もこのくらいの年齢からスポーツに対する取り組みが活発になってきます。お子様の「やる気」をサポートするためにも、お子様の歯への「大人の関心」が大切になってきます。

9~12歳までの歯磨きポイント
  • 歯と歯の間や、奥の溝に磨き残しがないか確認してください。
  • 自分でキチンと磨けたつもりでも、磨き残しがあるかもしれません。
    テスターという磨き残しを赤く染め出すものもありますので、ご利用ください。
  • 寝る前の歯磨きを習慣にしてください。
  • 歯並びがキレイに並んでいないところは、虫歯や歯周病になる可能性が高くなります。
    万が一、そのような場合は一度ご相談ください。